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2020年東京五輪でメダルを期待されるダイヤモンド アスリート!平松 祐司 選手[陸上競技部・走り高跳び] 5月の関東インカレ※1走り高跳びで、世界陸上※2参加標準記録の2m28を突破して優勝(大会新記録)した平松祐司選手(体育専門学群1年)。2020年東京五輪のメダル獲得を期待される「ダイヤモンド アスリート」※3の1人だ。身長184㎝、股下85cm。背が高くて頭が小さく、手足が長い。ジャンパー向きの体型と天性のバネに加え、「ジャンケンに負けるのも嫌」という負けず嫌いな性格。これらを武器に、走り高跳び歴わずか4年で、世界陸上出場の切符を掴んだ。世界陸上男子走り高跳びに日本人選手が出場するのは2011年以来のこと。一緒に出場した二人、戸邉直人選手(人間総合研究科 体育学専攻 博士前期2年)と衛藤昂選手(人間総合研究科 体育学専攻 博士前期2015年3月修了)は陸上競技部の先輩だ。なぜ筑波大学がこんなに強いのか?「一人一人自分に合ったやり方を選択して練習できるからだと思う」。筑波大学に進学したのも、そんな部の方針に魅力を感じてのこと。「自分のことをしっかりと考えて、必要なことだけを練習できる。でも、仲間がいて、選手間の技術の共有もできる」。今の環境がとても気に入っているという。残念ながら8月の世界選手権では、3人とも決勝に進めなかった。平松選手の記録は2m17。「アウェーの雰囲気に怖気づいてしまった」「気持ちが高ぶり過ぎて冷静さを失い、踏み切りの位置やバーとの距離が微妙にずれた」と自己分析する。しかし、リオデジャネイロ五輪を来年に控え、国際大会出場の経験を積んだ価値は大きい。平松選手も「海外のトップ選手と対峙して、『もう少し力をつければ戦える』と実感して帰ってこれたことが収穫」と前を向く。目標はリオ五輪に出場して決勝に進み、東京五輪でメダルを取ること。世界陸上は、メダルに向かって前進した、大きな1歩だった。平松 祐司[陸上競技部・走り高跳び]天性のバネに加え、「ジャンケンに負けるのも嫌」という負けず嫌いな性格。これらを武器に、走り高跳び歴わずか4年で、世界陸上出場の切符を掴んだ。世界陸上男子走り高跳びに日本人選手が出場するのは2011年以来のこと。一緒に出場した二人、戸邉直人選手(人間総合研究科 体育学専攻 博士前期2年)と衛藤昂選手(人間総合研究科 体育学専攻 博士前期2015年3月修了)は陸上競技部の先輩だ。※1 関東インカレ:第94回関東学生陸上競技対抗選手権大会(2015年5月14日~17日) ※2 世界陸上:第15回世界陸上競技選手権大会(2015年8月22日~30日 中国/北京) ※3 ダイヤモンド アスリート:日本陸連が、2020年東京五輪のメダル獲得を期待できる10代の選手11選手をダイヤモンド アスリートと認定。海外遠征や著名コーチの指導などの強化育成を行う。左から平松選手、図子浩二コーチ(体育系教授)、戸邉選手躍動する!■ 柔道部平成27年全日本学生柔道優勝大会男子団体 優勝(国立大初) 女子団体3位第28回ユニバーシアード競技大会女子52㌔級 優勝 内尾真子(体専2年)女子63㌔級 優勝 津金恵(体専2年)■ 水泳部第91回日本学生水泳選手権大会[女子200m背泳ぎ]優勝 斎藤ゆり子(体専1年)[女子高飛込]優勝 山下藍奈(体専4年)■ 剣道部第63回全日本学生剣道選手権大会優勝 林田匡平(体専4年) 3位 竹ノ内佑也(体専4年)■ バドミントン部第2回インドネシア国際パラバドミントン大会 2015[男子シングルス・ダブルス] 準優勝 藤原大輔(体専4年)第58回 東日本学生バドミントン選手権大会女子団体 優勝(32年ぶり2度目)[女子ダブルス] 優勝 加藤美幸(体専2年)柏原みき(体専2年)平成27年度関東大学バドミントン秋季リーグ戦女子団体 優勝(春秋連覇)競技成績・各種発表・コンテスト結果20

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