TSUKUCOMM-29
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本学の春日地区に「高細精医療イノベーション棟」が竣工し、8月19日に落成記念式典が開催されました。同棟は、筑波大学と慶應義塾大学が共同提案した文部科学省の「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」(平成24年度)により整備されました。産学官が一つ屋根の下に集い、地域資源等を柔軟に活用しつつ、革新的課題の研究開発に異分野融合体制で取り組む「場」として、持続的なイノベーションや産業・雇用の創出を図ります。また、4階では、文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」の「食と健康の達人」拠点(拠点リーダ北海道大学)の筑波大学サテ国際統合睡眠医科学研究機構 (WPI-IIIS) の新しい研究拠点「睡眠医科学研究棟 IIIS Building」がオープンし、9月29日、100名を超える内外関係者が出席し、完成記念式典が開催されました。同機構は、睡眠覚醒の仕組み解明を目指し、基礎から臨床までを網羅する世界トップレベルの研究拠点です。2012年度に文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」として採択され設置されました。このたび念願の研究棟が完成し、傘下の研究室が文字通り統合されました。6階建てのビルは、実験室・研究室は研究者にとって使い勝手の良い斬新な設計がなされ、ロビーには本学芸術系教員の創意に富んだアートも配置されるなど、柳沢正史機構長のこだわりが随所に発揮されています。記念式典のレセプションでは、筑波大学医学オーケストラの演奏があり、柳沢機構長もフルート演奏を披露しました。ライトとしても活動します。落成記念式典には学内外の関係者約100人が出席し、永田恭介学長の挨拶の後、ご来賓の方々から祝辞を頂きました。続いて金保安則高細精医療イノベーション研究コア長および礒田博子COIストリーム筑波大学サテライト長からの挨拶があり、エントランスホールにてテープカットが行なわれました。引き続き、佐藤孝明㈱島津製作所フェローの記念講演が行なわれ、終了後には施設見学も行われました。睡眠医科学研究棟完成!高細精医療イノベーション棟完成!▲睡眠医科学研究棟 IIIS BuildingTSUKUBA COMMUNICATIONS27

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