TSUKUCOMM-33
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氏(米国技術移転マネージメント協会会長)のお二人からSociety 5.0を含む日米における産官学連携とイノベーションへの取組について基調講演があり、その後、休憩を挟んで午後からは「国際産学連携とイノベーション」と「次世代産業・社会を切り拓くオープンイノベーション」をテーマとしたふたつのセッションが実施されました。第1セッションでは、本学を代表するベンチャー企業であるサイバーダイン社の山海嘉之教授、フィリップスの基礎研究を担うアイントホーヘン工科大学のA.Brombacher教授、世界最大の創薬会社であるファイザーの瀬尾亨博士ら、そうそうたるメンバーをパネリストに迎え、産学連携をベースにしたイノベーションについてエキサイティングな議論が展開されました。続く第2セッションでは、国家(エストニア)、都市(ストラスブール)、産業(GE:インダストリアルインターネット)、大学(筑波大学)といった多岐にわたる先進的な事例を中心に次世代のオープンイノベーションについて議論が行われ、それぞれの取組の進歩性が大きな反響を呼びました。また、昨年に引き続き、つくばの地に結集した研究者コミュニティによる地球規模課題の克服への決意、ならびに多様性や平等の尊重、次世代の研究者育成に対する誓いを「TSUKUBA宣言2016」として公表しました。次回TGSW2017は2017年9月25日~27日の3日間、「Science for Social Innovations」をメインテーマとして開催予定です。筑波大学の学園祭「雙峰祭」の一環として行われる芸術祭をPRすることを目的として、ライブペインティングと学群紹介の展示が行われました。絵が徐々に完成されていく様子を、道行く人々が足を止めて興味深そうにご覧になっていました。ライブペインティングで描かれた絵はしばらくの間サテライトオフィスに展示され、空間に彩りを添えてくれました。本学在学生やOB・OG等が選手として出場するのを記念して、選手のパネルやサイン等の展示を行いました。これからスポーツ選手を志すかもしれない子ども達や、出場選手と同年代の学生達、仕事終わりのサラリーマンなど、様々な世代の多くの方が関心を寄せてご覧になっていました。約1ヶ月間の展示期間中、迫力ある選手達の闘志あふれる姿が写るパネルでサテライトオフィスが華やぎました。TSUKUBA COMMUNICATIONS17

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