TSUKUCOMM-34
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 「目指しているのは、5連覇できるチームです」、インカレ女子団体3連覇に輝いたバドミントン部に感想を訪ねると、予想外の冷静な答えが返ってきました。 3年間、すべてのインカレ団体優勝に貢献している体育専門学群3年の柏原みきさん(写真左)と加藤美幸さん(写真右)は、入学以来のダブルスのパートナーです。今年は、出場した4試合ともストレート勝ちを収めました。 3連覇について柏原さんは、昨年の経験があったからこそ、チーム全体で落ち着いて挑めたといいます。「優勝しなければならないのではなく、優勝したいという気持ちがどんどん強くなって、勝ち上がっていくほど、これは当然の道筋だと平常心になっていました」と振り返ります。加藤さんは「4年生の集中力が高く、後輩である私たちを力強くリードしてくれたので、懸命についていきました」と、連覇を続けることで、学年を超えたチームの結束がより強くなっていることを感じています。 二人は、ダブルスのパートナーであると同時に、プライベートでも仲良しの友人です。でも、お互いの性格については「いろいろ真逆」と笑います。 小さなバドミントン教室に遊びがてら参加したのをきっかけに、本格的に競技に打ち込むようになってから、これまで一度も辞めようと思ったことはないという柏原さんは、バドミントンは「私の人生そのもの」と表現します。一方、小学生のころから強豪チームに所属し、迷いながらもバドミントンとともに歩んできた加藤さんは、「シャトル、ネット、コート、そして相手の特徴など要素が多いバドミントンは、駆け引きや戦略で勝つことができる競技。自分の良いところをどう伸ばそうか、欠点をどう補おうかと工夫できるのが魅力です」、と語ります。精神力の強さと客観的な分析力、コートの中で、二人の持ち味が相乗効果を生み出しているようです。 現在バドミントン部は、関東リーグや東日本大会など含めて女子団体戦で9連勝中。チームにとっても二人にとってもライバルは大学生のみならず実業団で活躍する同世代プレイヤーです。 ダブルスペアとして日本代表にも選出された二人。最後に夢を訊ねると、答えは同じ「東京オリンピックで活躍すること!」でした。インカレ3連覇を牽引女子バドミントン、「真逆」のダブルス■ 弓道部第48回関東学生弓道選手権大会 女子 団体優勝[個人女子]3位 佐藤碧紀(体育1)第40回女子東西学生弓道選抜対抗試合 東軍優勝[東軍前立 落前]佐藤碧紀(体育1)■ 硬式庭球部平成 28 年度関東学生テニス選手権大会[女子ダブルス]優勝 米原実令(体育3)、森崎可南子(体育2)全日本大学対抗テニス王座決定試合 女子 準優勝2016希望郷いわて国体[成年女子] 3位 古川鈴夏(体育4)、森崎可奈子(体育2)第53回全日本学生室内テニス選手権大会[女子ダブルス] 優勝 米原実令(体育3)、森崎可南子(体育2)[女子シングル] 3位 牛島里咲(体育2)グランプリ青島[男子73kg級] 3位 竹内信康(体育4)[男子66kg級] 3位 田川兼三(体育2)■ 水泳部FINA Swimming World Cup東京大会[競泳男子100m背泳ぎ] 2位 金子雅紀(院2)[競泳男子200m背泳ぎ] 優勝 金子雅紀(院2)第1回関東学生<水球競技>新人戦 優勝第10回アジア水泳選手権大会[男子高飛込シンクロ]準優勝 大久保柊(体育2)■ 漕艇部第39回東日本新人選手権競走大会[女子ダブルスカル] 優勝 棚橋秀美(体育2)、柴田知実(教育2)■ 体操競技部関東学生新人体操競技大会[女子ゆか] 優勝 宮内玲奈(体育1)■ サイクリング部全日本自転車競技選手権大会オムニアム 女子 優勝梶原悠未(体育1)■ 柔道部2016希望郷いわて国体 成年女子の部優勝(茨城県代表)藤原恵美(体育4)、内尾真子(体育3)、能智亜衣美(体育3)全日本学生柔道体重別選手権大会[男子66kg級] 優勝 田川兼三(体育2)、2位 末木貴将(体育3)[男子73kg級]優勝 竹内信康(体育4)[男子81kg級] 2位 山本幸紀(体育4)[男子90kg級] 2位 大橋賢人(体育3)[男子100kg超級] 3位 尾原琢仁(体育4)[女子63kg級] 優勝 津金恵(体育3)、3位 能智亜衣美(体育3)講道館杯全日本柔道体重別選手権大会[女子63kg級 ] 優勝 能智亜衣美(体育3)、3位 津金恵(体育3)[女子70kg級] 3位 中江美裕(体育1)競技成績・各種発表・コンテスト結果第67回 全日本学生選手権大会バドミントン部女子団体優勝TSUKUCOMM Vol.3414

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