TSUKUCOMM-34
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5000人を超す教職員がいる本学。その中で生まれた人と人とのつながりを、8本のバトンが渡っていきます。体育系教授今、はやりの「イクメン」ならぬ「育麺」男です。小学校入学前後から両親が共働きだったためか、4歳上の兄と二人で包丁を握り、ネギやその他の具材を用意して、インスタントラーメンから始まり、うどん、蕎麦、パスタといった麺類を調理してきて以来、およそ半世紀余(年齢がバレバレ)。特に、かつて宇高連絡船で食べた讃岐うどんの味が忘れられず、群馬(伊香保)の水沢、秋田の稲庭、富山の氷見…とうどんへのこだわりは半端ありません。九州大学在職中は、博多のうどんにもはまっていました。その究極の美味を求めてかけ汁(つけ汁)にも工夫を凝らしていますが、けだし、育麺の道は険しいのです。菊 幸一 さん次回は、附属高等学校教諭の中塚義実さんです。「体育社会学研究室の後輩で、都内に高校サッカーリーグを新設するなど、サッカーへの情熱は人一倍です」NEXT生命環境系アイソトープ環境動態研究センター准教授ここ数年、家の近くの農園に区画を借りて週末土いじりにはまっています。畑仕事を通じて地域のコミュニティに参加したいという気持ちもあるのですが、一番の魅力は自分で育てた野菜の美味しさです。スーパーに並んでいるようなきれいな野菜とは違って不格好だったり虫がついたりしていても、一口食べるとその味の濃さに驚きます。また、畑仕事で汗を流した後に仲間たちと飲むビールは格別です。夏は炎天下、冬は寒風吹きすさぶ中での作業になりますが、その苦労も吹き飛んでしまいます!(むしろこっちが一番の理由かも?)古川 純 さん次回は、数理物質系講師の関場大一郎さんです。『一緒に田植えを楽しんだ関場先生です。食べたり飲んだり、お米には幅広い興味をお持ちのようです』NEXT今年度私が子供たちとともにはまったこと、それはザリガニ釣りです。小さいころに近所の沼で大量にザリガニを釣った以来、●十年ぶりに子供たちとゆかりの森およびその周辺の田んぼの用水路でザリガニを釣りました。釣り竿にする棒は森の中で拾い、タコ糸とスルメを用意して、いざ開始すると釣れるは釣れる、みんなお腹がとてもすいているのだろうか?それとも捕食対象にとびつくザリガニの悲しい性でしょうか?1時間程度で30匹も釣れて、みんなで大喜びしました。怖いもの知らずの次男は、ザリガニがたくさん入ったバケツに手を入れてザリガニを触っていたときに指を挟まれてしまい、大泣きしていました。2017年も充実した日々が過ごせることを祈りつつ、次の方へエッセイをつなぎたいと思います。大原 玲奈 さん医学医療系講師次回は、附属病院看護部の荒井志保さんです。『大学時代の部活の先輩でとっても気さくな人柄なので、廊下で見かけると用も無いのについ声をかけてしまいます』NEXT※所属・職名は2016年10月現在学術情報部アカデミックサポート課大学2年時の留学をきっかけに、毎年海外旅行へ行くようになりました。特に自由気ままな一人旅が好きで、これまでに訪れた国は20ヵ国以上。日常を忘れ、その国の文化や自然に触れることが、何より楽しい今日この頃です。最近はエスニック料理にはまり、タイやベトナム等の東南アジアに行くことが多くなりました。アジアは物価が安いのもまた魅力です。逆に、海外に行ってみて初めて日本の良さに気付く時もあります。清潔な街並、そのまま飲める水道水、運行時刻通りの電車、そして治安。「やっぱり日本が一番!」と実感する為に、私は海外旅行へ行くのかも知れません。塩澤 美咲 さん次回は、病院総務部経営戦略課の渡辺瑞紀さんです。『毎週末一緒にバレーボールの練習をしています。いつも元気で、エネルギーに満ち溢れている方です』NEXTTSUKUCOMM Vol.3425

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