TSUKUCOMM-37
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターの一般見学エリア内「プラネットキューブ」、正面外壁一部のリニューアルに伴い、本学の大学院生によるデザインが採用され、7月末に完成しました。 このデザインは、JAXA広報部の依頼により、芸術系の山本美希助教が大学院芸術専攻の授業の一環として実施し、5人の大学院生が宇宙をイメージして提案したデザインの中から、伊藤香里さん(人間総合科学研究科芸術専攻博士前期課程2年)の案が採用されたものです。 プラネットキューブは、宇宙に関する企画展コーナーとミュージアムショップ等が併設された建物で、年間およそ30万人の一般見学客が立ち寄る施設です。 完成したデザインは、縦8m、横7mの巨大なもので、宇宙を目指すロケットをイメージしています。 本学とJAXAは、今後も研究・教育の両面でさまざまな連携を進めていく予定です。 7月24日に中学生を対象とした科学ワークショップ「夏休み自由研究お助け隊」を開催しました。毎年、医学、工学、芸術などの様々な分野から自由研究のヒントになるようなテーマを厳選し、本学の研究施設を使って教職員が講義と実習をサポートする恒例のイベントです。 今年は13テーマに、83人の中学生が参加しました。3~5人グループでのきめ細かい実習指導に、「説明がわかりやすかった」、「プログラミングは思ったより簡単に楽しくできた」、「家でも試してみたい」など、大変好評でした。研究・教育社会貢献写真提供 : JAXAマウスの発生の過程を観察Arduinoを使ったプログラム実習医学実習を体験科学ワークショップ「夏休み自由研究お助け隊」に中学生が参加本学大学院生がJAXA筑波宇宙センターの巨大壁面をデザイン!【2017年度のテーマ】ライントレースロボットを走らせてみよう/いろいろな電池を作ってみよう/大学の撮影スタジオで、科学写真や芸術写真を撮ってみよう/医学系大学の実習を体験してみよう/地震に強い家を考えてみよう/CDで分光器を作り光の色を調べてみよう/地形現象を簡単な装置で確かめてみよう/甘酒のこうじ菌のはたらきを調べてみよう/ニワトリの発生を観察してみよう/ペーパークロマトグラフィーで色素を分離してみよう!/Arduinoを使ってプログラムしてみよう/レーザー彫刻機を使って、デジタルなものづくりに挑戦してみよう/マウス(ハツカネズミ)の発生について学んでみようTSUKU COMM 19

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