TSUKUCOMM-40
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人文社会系塩谷哲史さん それぞれが切り取るツクバの「今」を、8本のバトンでつなげていきます。今年の6月より、本学の海外拠点の1つであるドイツのボンオフィスに駐在員として2年間派遣されることになりました。旅行で数回海外に行ったことはあるものの留学は未経験、ドイツ語も未習得のため、現地での生活に不安は多々ありますが、それ以上に現地での仕事・生活が楽しみでもあります。ドイツ内の学術機関との交流促進、留学生のリクルート活動などやりがいのある仕事が多岐にわたり、駐在員として責任をもって仕事に励みたいと思っています。ドイツへお越しの際は、ボンオフィスへお気軽にお立ち寄りください!国際室征矢南海子さんボンオフィスで会いましょう3年間、数理物質系の系長を務めました。その間サポートしてくれたのが、支援室や技術室の方々でした。教員の視点では気づかない点を気づかせてくれたり、適宜、アドバイスをもらったり、何より、組織に対する様々なデータを提供してもらう事でなんとか職務を全うすることができました。また、通常業務を超えて特に顕著な業績をあげた事務職員や技術職員に対して数理物質系長賞を設けて、毎年表彰してきました。写真は第一回の受賞者です。組織を支える大切な力現在の私の役割は二つあります。一つ目は、看護師としてICUに入室する重症患者のケアを行うこと、二つ目は研究者として世界標準のクリティカルケア看護を実践するための方法を科学的なアプローチで探索することです。つくばは、他職種とのつながり、他分野とのつながりにも恵まれています。つまり、色々なことにチャレンジできる環境があります。人と人の出会いを大切にし、色々な助けを得ながら、与えられた役割を遂行していきたいと考えています。いつでも仲間を募集しています。興味をお持ちの方はぜひ一緒に活動しましょう。附属病院看護部大内 玲さん数理物質系伊藤雅英さんクリティカルケアを追求9年前に筑波大学に来てから、国際地域研究専攻・国際日本研究専攻で、中央アジアを中心とする旧ソ連諸国の留学生教育に携わってきました。修了生たちはすでに60名以上となり、旧ソ連諸国やアメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界各地で活躍しています。近年日本との交流が盛んになり、『乙嫁語り』ブームなどで私たちにも身近になってきた中央アジア。彼らと日本で会う機会も多くなりました。修了生たちと共通の知人の話題が出るたびに、ネットワークが広がってきたことを実感できます。これからも彼らとともに歩んでいきたいと思っています。広がる中央アジアの輪NEXT次回は、附属病院リハビリテーション部の丸山剛さんです。『共に急性期の患者ケアを支えてくれる理学療法士です。フレキシブルな対応力で絶大な信頼が置かれています』NEXT次回は、人事課の山口智妃露さんです。『昨年度まで部局の総務人事担当として支えてくれました』NEXT次回は、人文社会エリア支援室の杉本久美子さんです。『中央アジアやラテンアメリカなど世界各地にはばたく学生さんたちを、明るくサポートしてくださる杉本さん。海外生活経験も豊富で、いつも興味深いお話を聞かせていただいています』NEXT次回は、国際統合睡眠医科学研究機構の征矢晋吾さんです。『私の兄です。研究職の兄の存在は、事務職員の私にとって刺激になります。また研究の話を聞かせてください』筆者左端筆者左から5番目筆者左端

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