TSUKUCOMM-40
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BBBBBBBBBBBrrrrrrrrananananananananddddddddddd4月下旬から5月にかけて、本部棟や中央図書館の辺りで淡い紫の花を咲かせる桐は、本学の校章として馴染み深い樹木です。1974年、筑波大学開学当初に、前身校である東京教育大学の伝統を大切にしようと、「五三の桐」が校章に定められました。しかし、細かな決まりがなく、さまざまなバージョンが存在していたことから、本学創立25周年記念事業の一環として、)ytitnedI etaroproC(IC学大波筑計画ワーキンググループが発足し、1998年の5月に、新たな校章のデザインと表現基準が提案されました。しかし、北原保雄学長(当時)を筆頭とする評議会で、校章を変更するというのは重大なことなので、まずは広く学内外に定着させようということになり、その後、視覚表現システムマニュアルを公表し、各種印刷物や学内サインボード、ホームページ等で積極的に活用され、統一デザインの「桐」が広く認知されていきました。この提案から9年後の2007年6月、現在の校章が正式に「筑波大学校章等規則」に盛り込まれました。 本学のアイデンティティを基にした筑波ブランドを、社会や関係ステークホルダーと共創するため、ブランドの「アイデンティティ」、「コンセプト」を確立し、「IMAGINE THE FUTURE.」のスローガンとともに使用しています。筑波大学は開かれた大学、学際融合・国際化への挑戦を建学の理念とする、未来構想大学と自らを位置づけます。文系・理系から体育、芸術に及ぶ学問を探求し、グローバル・リーダーの育成を目指す、真の意味での総合大学=Universityです。最先端研究拠点TSUKUBAの中核として、人類が共存共栄する世界の実現に向かって行動します。配色は、本学の準基本色である「つくばブルー」を基本とします。また、他には基本色である「つくば紫」や、金、銀、黒でも表現できます。筑波大学は未来を構想し、その実現に挑むフロントランナーです。ブランドアイデンティティブランドコンセプト筑波大学校章の変遷2007年制定1974年制定在地に学校が移転したが、これを機としたのだろう…中略。では桐葉が何故本学の紋章となったのであろうか。今それを明らかにする文献はないが、大先輩でもある諸橋轍次先生(明治41年卒業)は、「教育尊重の意味にて宮内省より特別に允可、但宮中の五七の華を避けて三五の桐と致すとか聞き覚え『桐葉 12』東京教育大学学生部 1971筑波大学のブランディング

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