TSUKUCOMM-41
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169月20日~22日、つくば国際会議場において、TGSW2018が開催されました。TGSWは、国境や研究分野を超えた連携ネットワークを構築し、地球規模課題に対する解決策を世界に向けて発信することを目的に、本学が2010年から企画・主催しているものです。今回は、国際的な取り組みが進みつつある「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)」に着目し、「Driving Sustainable Development」をメインテーマとしました。米国メリーランド大学のベン・シュナイダーマン教授と、国際連合食糧農業機関事務局長補兼アジア・太平洋地域事務所代表のクンダビ・カディレサン氏による基調講演を皮切りに、3日間で43のセッションが行われ、全体で世界162機関、1600人以上が参加し、生命科学や情報工学からスポーツ、芸術、文化まで、幅広い視点から議論と交流が図られました。これらを総括し、最終日には、研究開発や教育に携わる者として共に持続可能な発展を推進し、社会に変革をもたらしていくことを確認した「つくば宣言」が採択されました。TGSWは次回より、学術だけでなく産業界なども含めた、より発展的な議論の場「Tsukuba Conference(筑波会議)」へと進化します。Tsukuba Global Science Week (TGSW) 2018イベントベン・シュナイダーマン教授クンダビ・カディレサン氏

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