TSUKUCOMM-41
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23 人間総合科学研究科1年の水野真実子さんが所属する「国際連携食料健康科学専攻」は、学期毎に日本、台湾、フランスの3カ国の提携校を移動しながら、食と健康について学ぶ、共同学位プログラムです。この春学期を過ごした国立台湾大学の公衆衛生学院は、公衆衛生に関する基本から派生する様々な問題まで、幅広く学ぶことのできる世界有数の大学です。 学期が変わる度に、全く違う国、違う環境で学ぶことに対して、不安もあったという水野さんですが、「到着日に、すぐ台湾オフィスのスタッフの方が入寮手続きや日用品の購入のサポートをしてくれて、スムーズに新生活に入っていくことができました。台湾で他の大学に留学している筑波大生と交流の機会もあって、現地での生活に役立つアドバイスを頂きました」と、滞在中の様子を語りました。国立台湾大学では、「小学生の肥満問題」というテーマに取り組みました。2015年4月より2名のスタッフ(本学教員と現地スタッフ)が常駐しています。入寮手続きや布団貸出といったスタートアップの手伝い、パスポート紛失や病院の紹介など生活サポートから、キャリア相談まで様々なことに対応します。また、日本からの留学前相談や、台湾での企業インターンシップに関する問い合わせには、Skypeを活用して情報提供を行っています。(台湾オフィス運営管理者 医学医療系 大庭良介准教授)留学先での生活をバックアップ筑波大学の海外13拠点のオフィスでは、本学から留学している学生向けに、様々な申請手続きや、新生活を整えるためのサポート、生活や学習の相談などにも応じています。またOB・OGによる現地同窓会の存在も、心強い味方になっています。世界のトビラ筑波大学は、海外の教育研究機関と連携し、学生・教職員の受け入れや派遣、交流イベントの開催など、国際的にも「開かれた大学」を目指して、さまざまな活動を展開しています。台湾オフィスから台湾滞在中の同じ専攻の仲間と(後列、左から3番目が水野さん)台湾オフィス前で、サマープログラムに参加した学生と(左が大庭准教授)

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