TSUKUCOMM-43
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205000人を超す教職員がいる本学。 NHK大河ドラマ「いだてんー東京オリムピック噺ー」でスポーツ史考証をしています。1900年代のはじめの東京高等師範学校は、スポーツ界において世界への玄関口でした。嘉納治五郎校長がIOC委員に就任してから最初のオリンピック選手が誕生し、IOC会長クーベルタンからの手紙は東京高等師範学校に届き、日本オリンピック委員会のオリジンとなる大日本体育協会は校長室に作られました。東京高等師範学校から、多くのオリンピック選手が輩出されたのです。そこには多大な苦労があり、多くの人々の努力がありました。それを乗り越えて、世界のスポーツ界とつながっていったのです。その様子が本年の大河ドラマで描かれています。乞うご期待!私は「社会科教育学」を研究しています。学校の教科「社会」が、私の研究対象になります。研究は文献研究が中心ですが、研究の一環として、小中高の学校教育現場を訪問することもあります。例えば、筑波大学附属小学校。同校は年2回(6月と2月)全国より多くの先生を集めて公開授業研究会を開催していますが、私はここに毎回参加しています。参加のたびに驚かされるのが、子どもの発言です。課題山積の現代社会、この社会を変えてくれるのは、未来の市民である子どもたちです。無限の可能性を、みなさんもぜひ実感してみてください。NEXT次回は、T-ACT推進室の黒田卓哉さんです。『学生の自律的な学びのために、私は室員として協力しています』つくばに住み始めて十数年になりますが、3年前、つくばマラソン[注1]に初参加しました。これまで本格的にスポーツをした事は、小学校のサッカーと中学校のテニスくらいでしたが、当時の上司から冗談交じりで誘われた事がきっかけとなり参加しました。「完走」を目標に約1ヵ月間、ランナー専門誌等を見て練習した結果、無事完走。生まれて初めて42.195Kmを走った後は、心身共に不思議な感覚を覚えました。この感覚が忘れられず、昨年も同大会に参加し、今年はつくば健康マラソンにも親子で初参加しました。これからも記録更新の挑戦は続きます。注1.つくばマラソンは茨城県つくば市で毎年11月下旬の日曜日に開催されるマラソン大会。主催はつくば市、筑波大学他。附属病院も医療協力をしている。高低差が少なく、初心者に優しい大会です。筑波大学周回道路(スタート)~筑波大学陸上競技場(フィニッシュ)日本陸連公認コース。(2019年3月現在)NEXT次回は、病院総務部の小林俊介さんです。『附属病院を支える次世代職員の筆頭。気付けば7年来の付き合いになる良き先輩です。当初「若手会」と銘打って始めた懇親会。そろそろ改名必須ですね』病院総務部谷津恵介さん人間系唐木清志さん筆者右筆者左この風変わりな柱に見覚えはあるでしょうか?実はつくば駅前にあるつくばセンタービルの外壁を飾る柱で、フランスのアルケスナン王立製塩所(理想都市)という世界遺産からの引用です。今では周囲の建物に埋もれていますが、つくばセンタービルは磯崎新氏が設計したポストモダニズムを代表する建築で、“都市の中心”を暗示する世界中の建築・都市デザイン要素が所々に隠されています。普段は気にも止めない方が多いと思いますが、ディズニーランドでのミッキー探しのように、つくばセンタービルでの“都市の中心”探しなど如何でしょうか。マラソン快走中驚きの子どもたちオリンピックの物語センタービルで世界の都市めぐりNEXT次回は、教育推進部の福富明子さんです。『2016年度から教育社会連携推進室長を拝命して以来、大変お世話になっています』NEXT次回は、総務部の横山めいさんです。『本学の関係するオリンピック・パラリンピック事業について広報を担当されている関係で連絡を取り合うことが多いです』システム情報系渡邉 俊さん体育系真田 久さん

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