TSUKUCOMM-44
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18イベント嘉納治五郎の足跡を紹介するパネル本学の加藤澤男名誉教授が獲得した金メダルなど物理学でつながる「物つくば」5月26日、サテライトオフィスにて、本学学生の企画による「物つくば」が開催されました。学生たちが各々の専門に則って、物理学の様々な話題について解説し、市民も交えて語り合うシリーズで、今回で3回目となります。イベントは2部形式で行われ、前半の「ゆるい物理」では、「シュレディンガーの猫」などの物理学における思考実験を、わかりやすく紹介しました。また、後半の「やばい物理」では、雷の発生理論や弱測定の基本的な概念など、より高度な内容を取り上げました。イベントを終えて、主催者の一人、比江森友太さん(物理学類2年)は、「実際に物理学を学んでいる学生だからこそ伝えられる、学問の面白さがあると思います。物理学を愛好する人たちのつながりを作る場として、これからもイベントを運営していきたいです。」と述べました。受賞・表彰平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞システム情報系の合原一究助教が、平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。この賞は、萌芽的、独創的な研究など、高度な研究開発能力を示す顕著な業績を収めた若手研究者に与えられるものです。受賞対象となったのは、「野生動物の行動ダイナミクスの数理的・実験的研究」です。合原助教は、集団におけるカエルの鳴き方のパターンや、コウモリの捕食行動のメカニズムなど、動物の行動を数理モデルで再現し、その原理を数理と実験の両面から解析する研究に取り組んでいます。生物学、情報学、物理学が融合した、ユニークな着眼と成果が評価されました。イベント嘉納治五郎・金栗四三 特別展本学の前身、東京高等師範学校の学生で、日本初のオリンピック選手となった金栗四三、そして彼を見出し、その後も深くオリンピックと関わることとなった嘉納治五郎。日本のスポーツ教育を切り拓いた、本学ゆかりの二人を中心に、本学の歴史を振り返る特別展を学内各所で開催しています。期間:2019年1月22日~12月25日 会場:筑波大学(体育ギャラリー、総合交流会館、大学会館、東京キャンパス)、筑波大学サテライトオフィス・つくば市交流サロン(BiViつくば)主催:国立大学法人筑波大学後援:つくば市協力:茨城県、熊本県、   (熊本県)玉名市・和水町・南関町、   東京都文京区お問い合わせ:029-853-2178※詳細は本学HPをご覧ください

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