TSUKUCOMM-45
15/24

158月24日~25日、新潟大学第一体育館において「第15回全日本学生ラート選手権大会(ラートインカレ)」が開催され、本学体操部が、団体3連覇を果たすとともに、個人部門において金4銀3銅3個のメダルを獲得しました。ラートインカレは、全国の大学で活動しているラート選手が一堂に会し、その年のチャンピオンを決める最高峰の大会です。ラートとはドイツ発祥のスポーツで、2本の鉄の輪を平行につないだ器具を用いて様々な技を行う評定競技です。大会では直転・斜転・跳躍の3種目が実施され、選手は予選となる「規定演技の部」に出場し、そこで勝ち抜いた上位8名は決勝となる「自由演技の部」に進出します。演技の評価は、実施された演技の難しさ(難度点)とその出来映え(実施点)を審判団が採点し、それらの得点によって最終得点が決定されます。7月27日~28日に滋賀県の琵琶湖で開催された「第42回鳥人間コンテスト2019」の人力プロペラ機部門に本学つくば鳥人間の会が出場し、6位入賞を果たしました。同部門では、手作りの人力飛行機による飛行距離を競います。機体の中央にパイロットが搭乗し、自転車のようにペダルを漕ぐことにより飛ぶことができます。つくば鳥人間の会は、本学の1年生から3年生で構成される、部員50人ほどのサークルです。今回の大会に出場した機体は、長さ10m、横幅33mという学校プールと同等の大きな機体です。製作には昨年8月から今年5月までの約10ヶ月をかけ、部員全員で力を合わせて作り上げました。大会当日は天候に恵まれ、3889メートルを飛行、チーム歴代最高記録を樹立しました。大会全体では6位という結果で、この日のために毎日一生懸命トレーニングに励んだパイロットの酒井寿樹さん(理工学群応用理工学類3年)の努力が実を結びました。イベント「第42回鳥人間コンテスト2019」 人力プロペラ機部門で6位入賞イベント「第15回全日本学生ラート選手権大会」団体3連覇9月6日、本学総合研究棟Aにおいて、大気科学特別セミナー「気象災害の報道について」が開催されました。これは本学生命環境科学研究科の主催による公開セミナーで、本学卒業生でメディアでも活躍中の気象予報士、井田寛子さんを講師に迎え、学内外から約70人が参加しました。講演では、長年、お天気キャスターとして報道に携わった経験から、大雨特別警報などの重大な気象災害が発生した際の報道に対する心構えや注意すべきことなどがわかりやすく語られました。避難勧告を発表されても、すぐに避難する人は少数です。そのような中、どうしたら逃げてくれるか、有意義な提案が示されました。会場からもたくさんの質疑が寄せられ、活発な議論が行なわれました。イベント本学OG井田寛子さん(気象予報士)による公開セミナーを開催井田さん(前列中央)と大気科学分野等のメンバー

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る