TSUKUCOMM-45
16/24

16学内の研究室にてサイエンス実験体験の様子3Dドームシアターの外観宿泊施設にて行われたグループワークの様子イベント理系の魅力を体験「リケジョサイエンス合宿」イベント夏休み中につくば市内で行われたイベント「つくばちびっ子博士2019」の一環として、8月28日に「筑波大学3Dドームシアター」を開催し、親子連れなど200人以上が筑波キャンパスを訪れました。大学会館特別会議室に3Dドームシアターを設置し、理工学群 応用理工学類 3D映像制作チームによって制作された「3Dナノワールド」、「小さな生き物たちの世界」を上映しました。炭素原子からなる物質の仲間を理論計算に基づいた3DCGにより紹介する映像やCTで見た虫、花、魚の映像を通して、子供たちが大学での研究活動の一端を知る機会となりました。「筑波大学3Dドームシアター」開催7月31日~8月2日、筑波キャンパスにて、「リケジョサイエンス合宿」が開催されました。このイベントは、理系に興味関心はあるが、不安や迷いもある女子中高生を対象に、その不安や先入観を払拭し、多様な理系の魅力を知り、体験する2泊3日のプログラムで、北海道や九州など全国から集まった約100人の女子中高生が参加しました。初日は、「中高生理工系進学応援シンポジウム」を開催し、一般市民も含めた150人以上が、システム情報系 山海嘉之教授による基調講演やパネルディスカッション、つくば近隣の企業・研究機関・大学によるブース展示に参加しました。また、女子中高生限定で、本学や他の研究機関・企業・自治体で活躍する22人の女性研究者・技術者との座談会を行いました。2日目以降は、学内の12の研究室の協力のもと、サイエンス実験体験や5つの研究施設の見学等を行ったほか、宿泊施設でも、チューターとして同行した女子大学生等との交流を深め、3日間の濃厚な「リケジョ体験」を過ごしました。参加した女子中高生からは、「理系の進路がたくさんあることがわかった」「将来理系に進みたい、という気持ちがより強くなった」等の感想が寄せられました。

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る