TSUKUCOMM-46
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筑波大学は、性別、国籍、文化の違い、年齢、障害の有無にかかわらず、人の可能性と多様性を尊重し、一人ひとりの個性とその能力が発揮できる共生キャンパスの実現を目指しています。可能性をひらく19 様々な取組の一例として「博士後期学生・ポスドク対象採用のための合同企業説明会」があります。本イベントでは、参加者と企業とがポスター発表や個別ブースを通してコミュニケーションを図ることができる工夫をし、双方にとって得るものが多い場づくりに努めています。 そのほか、産業界における「研究型インターンシップ」(産学協働イノベーション人材育成協議会に加盟)の推進や、博士後期学生に特化したキャリア相談担当者の設置など、研究型大学として一人ひとりの学生に寄り添い、各教育組織と対話しながら、DACセンターがすべき支援を考え提供し続けます。 筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター(DACセンター)では、学群・大学院(前期・後期)・ポスドクに対し、各教育組織と連携した全学的なキャリア形成支援も行っています。 特に博士号取得者や博士課程で学んだ人材は、「知のプロフェッショナル」として産業界からも高い評価を得ています。DACセンターでは、産業界との強いコネクションを生かし、本学の大学院生・ポスドクと産業界をつなぐ機会を提供するとともに、本学で学んだ人材の価値を社会へ積極的に発信しています。知のプロフェッショナルとして個性輝く人材を世界へ届ける筑波大学は「研究型総合大学」として、日本のみならず世界をも牽引する使命を担っています。学生が本学で身につけたトランスファラブル・スキル※を生かし、イノベーティブに活躍できるよう、キャリア形成をサポートします。※トランスファラブル・スキルとは、「一つのコンテクストで学んだことが他のところでも使えるというような知識で、しかもその知識は分野に固有の、もしくは研究に関連したスキルをどこか他のところで転用することを容易にするものである」(欧州科学財団)DACセンターの役割DDiversity多様性を推進AAccessibility障害のある学生を支援CCareerキャリア形成を支援DACセンターでは博士後期課程・ポスドク対象のHPやTwitterを開設し、情報発信に努めています。博士後期課程・ポスドクの皆さんだけではなく、大学院進学を検討している学群の皆さんも、ぜひDACセンター(スチューデントプラザ2階)に気軽にご相談ください。センター長 五十嵐 浩也「研究型インターンシップ」説明会の様子「博士後期学生・ポスドク対象 採用のための合同企業説明会」でのポスター発表の様子就職課(博士後期以降の学生のキャリア支援)のHP

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