TSUKUCOMM-46
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21 それぞれが切り取るツクバの「今」を、8本のバトンでつなげていきます。つくば系でいこう!今年永年勤続表彰を受け20年の時のたつ早さに驚きました。私が勤めている歯科技工科は日本で唯一、聴覚に障害のある方に配慮した歯科技工士養成施設で生徒は全国から集まります。歯科技工の仕事自体に聴覚は左右しませんが手作業をしながらのやり取りは難しいので、一連の流れを妨げずわかりやすくなる工夫をしています。歯科技工科では年に数回、学生会主催の親睦レクリエーションがあります。余興として生徒も教員も全員参加する「ジェスチャーゲーム」を行うと、生徒の表現力の豊かさに脱帽です。体調管理のためにウォーキングを始め、家の近所によい散歩コースを見つけました。市民有志が整備した「守谷野鳥のみち」です。早朝、散策路を歩くと、多くの鳥が鳴いています。チョットコイと鳴くコジュケイ。キリコロとかわいい声のカワラヒワ。高く一声鳴くキジ。春、草地の上、空高く囀っているのがヒバリ。胸に黒いラインのシジュウカラ。鳴き声の分かる鳥が増えてくると、キャンパス内でも多くの鳥がいることが分かってきました。朝の通勤時や昼休みは鳥の声を楽しんでいます。学術情報部佐藤まみ子さん図書館情報メディア系落合陽一さん筆者下段左から2番目筆者前列左から2番目つながりを作る歯科技工士を育てる構内で野鳥観察NEXT次回は、附属視覚特別支援学校の加藤真弓さんです。『以前本校の寄宿舎にいらっしゃいましたので、大変お世話になりました。笑顔が素敵です!』NEXT次回は、副学長・理事の金保安則さんです。『金保先生とは産学連携での関わりや授業でご一緒するなど多くの場所で楽しい時間を過ごさせていただいております!』NEXT次回は、数理物質エリア支援室の渡辺成美さんです。『入職当時からお世話になっています。技大・東京キャンパスと異動先が同じことが多く御縁のある先輩です。』附属聴覚特別支援学校松本 愛さん「学生さんと歳が近くて楽しい」と思っていた頃もありましたが、勤続5年目になり、徐々に世代の差を感じ始める時期になりました。27歳で着任した僕も今や32歳、つくばの良さは人との距離の遠さだと思っています。他人に干渉せず、おおらかな気分で自然と対話する。そんな毎日の中、支えてくれる人々に感謝することも同時に増えていきました。興味の赴くままに価値が出せるつくば系を目指して頑張ります。NEXT次回は、体育芸術エリア支援室の漆原健太さんです。『私の学類ゼミの卒業生です。職員になって以来、一貫して会計畑で頑張っているようです。』人文社会系関根久雄さんつくばに住んで19年。官舎を経て今の場所に住み始めてから14年が経ち、なぜか現在、私はその地区の町内会長をやっています。学園都市ができてからの「新住民」地区ですが、BBQ大会やバスツアーなど各種イベントを通じて「緩やか」につながっています。写真は10月に開催したBBQ大会(別名 防災・炊き出し訓練)の一コマです。全147世帯から毎年100名前後が参加して盛大に行われています。地震、豪雨、竜巻など「経験したことのない」災害が頻発する昨今、地域コミュニティでの人々のつながりの大切さを痛感しているところです。

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