TSUKUCOMM-48
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東京2020オリンピック・パラリンピック出場内定来年に開催延期となった東京2020オリンピック・パラリンピックについて、本学在学生の人間総合科学学術院1年 梶原悠未さん(自転車競技)、人間総合科学学術院1年 高橋利恵子さん(ゴールボール)、体育専門学群4年の瀬立モニカさん(パラカヌー)が出場内定を獲得しました(6月30日時点)。そのうちの2名に、現在の練習状況や大会に向けた心境を語ってもらいました。21大会などがない状況だからこそできる練習もあるのではないかと、練習内容も全て見つめ直しました。また、大会への調整の仕方も練習すべきだと気づき、独自で、自己大会を設定し、目標を決めて取り組むことを実施し、練習の質と強度を高く保ち、練習の自己ベストを更新することに挑戦しています。また、目標を期日までに達成できなかった種目においては、課題や反省から練習内容を組み立て直す事も出来ています。このように、大会が延期、中止になっている状況でも、練習を工夫することで、1年後の東京オリンピックをより一層強くなった梶原悠未で迎えられるよう、精一杯準備していきます。2020東京オリンピックでは、自転車競技トラックの女子オムニアムにおいて、必ず金メダルを獲得します!現在は東京オリンピック会場の近く、静岡県伊豆の国市を拠点に、日本代表チームでの練習と個人で独自に考えた練習を取り組みながら、来年の東京2020オリンピックに向けて練習に励んでいます。1年延期になったことで、強くなる時間が増えたと前向きに捉えることでモチベーションを高く保ちながら、日々、限界を決めずに取り組んでいます。県の小松市木場潟カヌー競技場でずっと合宿をしています。延期が決まった当初は前向きに捉えていましたが、いざ国内や国際大会の中止が決まるとやはりモチベーションを保つことが難しい時期もありました。しかし目標に向かって努力することがアスリートの仕事でもあります。現在は2021年の東京パラリンピックに気持ちを切り替えて“いま”に集中して練習を行っています。そして来年の東京パラリンピックでは地元“江東区”で皆さんと素晴らしい時間を共有出来るようメダル獲得に向けてこれからも精いっぱい練習に励みたいです。昨年12月より沖縄県大宜味村で合宿を行っており3月にパラリンピックの延期が決まりました。4月まで沖縄で合宿をする予定でしたが、緊急事態宣言と共に沖縄に残る判断を下しました。県外の移動自粛が解除されてからは石川梶原 悠未さん人間総合科学学術院人間総合科学研究群(博士前期課程)体育学学位プログラム1年●出場予定競技:自転車競技 トラック 女子オムニアム・女子マディソン瀬立 モニカさん体育専門学群4年●出場予定競技:パラカヌー

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