TSUKUCOMM-53
13/20

13SAKURA SCIENCE High School Program Online University Visit - University of Tsukubaを開催 6月19日、科学技術振興機構(JST)と本学の共催ウェビナー“SAKURA SCIENCE High School Program Online University Visit - University of Tsukuba”を開催しました。 「さくらサイエンスプログラム」は、産学官連携により、海外の若者を日本に招へいし、日本の科学技術を体験してもらう目的でJSTが実施しているもので、本学も各国の高校生を受け入れています。 今回のウェビナーのテーマは“Philosophy meets Technology”。数理物質系の櫻井岳暁教授と学生による「総合理工学位プログラムの紹介」、システム情報系の大澤博隆助教と学生による「ヒューマンエージェントの相互作用」と題したトークライブ、人文社会系の土井裕人助教による「テクノロジーで拡張する人文学」の講義ムービー、国際室のシャー勝間田職員による本学の教育研究や学生生活紹介の他、日本学生支援機構による留学制度の説明など、進学を検討する海外の高校生ら約5,300名が視聴しました。本学英語プログラム紹介HPhttp://www.global.tsukuba.ac.jp/Sakura Science Exchange Program HPhttps://ssp.jst.go.jp/EN/jst/online5.html計算科学研究センターの研究紹介を展示 8月19日〜9月22日、文部科学省情報ひろばにおいて、本学計算科学研究センターに関する企画展示「宇宙の成り立ち、生命の起源、そして未来社会 -学際計算科学からの挑戦-」を開催しました。 計算科学は、データ解析はもとより、さまざまな分野への応用が可能です。今回の展示では、本学が開発した多重複合型演算加速スーパーコンピュータCygnusをはじめ、ブラックホールから地球環境、COVID-19まで、センターが取り組んでいる学際的な幅広い研究を、パネルと動画で紹介しました。 これらの動画は、センターのYouTubeチャンネルで公開しています。クラウドファンディングにより全国初の 「DPATカー」を導入 7月18日、本学附属病院の災害派遣精神医療チーム(DPAT)の特殊緊急車両「DPATカー」の完成披露会が行われました。クラウドファンディングにより、目標額750万円を上回る支援をいただいて、実現したものです。 このような専用車両は全国初で、被災地での長期滞在を想定し、衛星電話やサブバッテリー、冷蔵庫などを搭載するとともに、カウンセリングや宿泊といった、さまざまな用途に活用できるよう、座席のないスペースが設けられています。また、車体のデザインは、稲妻のように被災地に駆けつける、というイメージを表しています。 DPATは、災害時に、現地で被災者のこころのケアに当たる専門家チームで、本学では、2016年に結成され、熊本地震をはじめ、さまざまな災害で活躍してきました。DPATカー導入により、活動の範囲がますます広がると期待されます。EVENTACADEMIC計算科学研究センターYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCVX0tpHNmCAo8-2ho0mLG5Q櫻井教授(左上)、土井助教(右上)、大澤助教(右下)、国際室のシャー勝間田職員:進行役(左下)NEWS & ANNOUNCEMENT

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る