TSUKUCOMM-55
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13国内初のゲノムドックを開設 本学附属病院では、昨年7月から、ヒトのゲノムの解析により、疾患の診断や治療に役立つ情報を共有する新たな試み「ゲノムドッグ」を行っています。附属病院つくば予防医学研究センター、本学発ベンチャー企業のiLAC社などと共同でゲノムデータを収集、高精細に解析するとともに、個人の健康管理に役立つ情報を共有することを目指しています。 その対象として、がんや心疾患などに関わる125の遺伝子を取り決め、解析後に各診療分野の専門医から成る専門家会議「ゲノミックボード」での審議により、結果の意義付けが行われたのちに報告書を作成します。結果返却時には、臨床遺伝専門医と認定遺伝カウンセラーが同席して説明を行います。これまで、22人中4人に病的な意義のある遺伝子の変異を発見し、生活習慣の見直しや具体的な検診の提案を行いました。 このような、科学的エビデンスに基づく解析と、その結果を医療の観点から適切に返却するシステムは日本初の取り組みです。今年度には学外医療機関の協力を得て、東京都内などでも提供を予定しています。筑波大学附属病院つくば予防医学研究センターhttps://www.yobou.hosp.tsukuba.ac.jp/genomindex.htmlサッカープロリーグへの加入決定 本学蹴球部で活躍した学生7人の、Jリーグなどのサッカープロリーグへの加入が決定しました。 プロ入りにあたり、蹴球部監督の小井土体育系助教から、「筑波大でお互いに切磋琢磨し、それぞれが憧れだったプロの世界に飛び立った選手たち、これからは多くの人に感動を与え、目標とされるような存在になってほしい」との激励がありました。学生用の自習室をポップにリニューアル 第3エリア3B棟にある自習室が新学期に向けてニューアルされました。これまで、一辺が全てガラス張りで落ち着かないスペースだったことから、ガラスを生かしつつ、ポップなデザインを施しました。空室であれば、すべての学生が自由に利用できます。CAMPUS & COMMUNITIESCAMPUS & COMMUNITIES採血・検体処理個人特性に合わせた医療・将来の医療の参画配列データの収集データ解析Genomic boardによる解析解析レポートと報告小林 幹体育専門学群4年アルビレックス新潟シンガポール森 海渡体育専門学群3年柏レイソル井川 空体育専門学群4年コンサドーレ札幌櫻庭 立樹体育専門学群4年JFL F.C.大阪NEWS & ANNOUNCEMENT加藤 匠人体育専門学群4年柏レイソル山原 怜音体育専門学群4年清水エスパルス角田 涼太朗体育専門学群4年横浜Fマリノス※学年は、2022年3月現在のものです。

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